都心から郊外に移るニューヨーカー、後を絶たず オフィス復帰か在宅か、新たな働き方未定でも

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購入希望者の多くは週2~3日出勤プランが主

ニューヨーク市北のウエストチェスター郡で不動産サイト運営レッドフィンのエージェントを勤めるケン・ワイル氏は「オフィスに出勤する必要がないと分かっている人も一部いるが、多くの人は未定だ」とし、「週に2日ないし3日出勤するというのが今の一般的なプランだ。週5日出勤というのはあまり聞かない」と説明した。

同氏が不動産を仲介したマイコン夫妻は同郡ニューロシェルの寝室4部屋の住宅を購入する前は、ブルックリンの寝室2部屋の集合住宅で1年半在宅勤務をしていた。

同僚や知人がフィラデルフィア郊外などに引っ越したことを受け、夫妻は不動産を探し始め、同郡の中でも遠過ぎないニューロシェルの住宅に決めたという。コンサルティング会社エデルマンで戦略グローバル責任者を務める夫のリー氏(48)は現在はマンハッタンのオフィスに週2日通勤しており、妻は最近、カリフォルニア州の会社のリモートワークを開始した。夫妻は今月、娘の誕生の数日後に購入契約を済ませた。

リー氏は購入した住宅について、「2人とも在宅勤務をしたとしても十分な広さだ」とした上で、「オフィスに週数日出勤するという現実を認めつつ、選択を生み出す好機だ」と語った。

原題:Suburban NYC Homebuyers Press On With Return-to-Office in Flux(抜粋)

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著者:Oshrat Carmiel

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