中国の新たな経済政策の標題はクロスシクリカル 早く小さくより長い時間軸を念頭に置いて行動
当局が政策手段を検討する際、より長い時間軸を優先
中国社会科学院傘下のシンクタンク、国家金融・発展実験室(NIFD)の張暁晶氏はクロスシクリカルなアプローチについて、当局が政策手段を検討する際、これまでより長い時間軸で経済パフォーマンスを考えることを示唆していると指摘。
「政策当局は足元のボラティリティーを静観し、経済を次の2、3年にわたり確実に軌道上に保つことを狙っている」とし、今年これまで地方政府の借り入れペースが鈍っていることにも、こうした方向が反映されているとの見方を示した。
張氏はまた、中国がなぜ最近インターネットのプラットフォームや民間の教育企業を締め付け、二酸化炭素排出の削減や出生率引き上げ、都市化拡大といった政策を推し進めているかについても、時間軸の長期化でその理由が説明できると話した。
原題:China Plays the Long Game in Shift to ‘Cross-Cyclical’ Strategy(抜粋)
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著者:Bloomberg News
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