広瀬すずがドラミちゃん役「SoftBank」CMの威力 木村拓哉出演のマクドナルド、リポDもヒット
CMは彼女が母となって同じ街に戻ってきたという設定で、娘(近藤華)と街を歩く宮沢が『三井のリハウス』の店舗を見かけ、「あ、リハウスさん!」と声を上げるシーンに始まる。娘に「リハウスって何?」と尋ねられた彼女は「人とおうちがめぐり合うこと。ママもあなたぐらいの時に初めてリハウスしたの」と返す。
すると当時14歳だった宮沢が教室で転校のあいさつをするCMの映像が挿入される。続けて空を見上げる宮沢に「リハウスしよう」のコピーを重ね、彼女の歌う「♪三井のリハウス」というサウンドロゴで締めくくった。
6月4日に開始したCMで、6月後期のCM好感度調査では3027作品中の3位にランクイン。今期は宮沢と同世代の40歳以上の男女を中心に支持を集め、22回の放送にもかかわらず23位につけた。
三井のリハウスは若手女優の登竜門CM
モニターからは34年前のCMを懐かしむ感想が圧倒的で、宮沢が母親役として再び出演したことを「感慨深い」「時の流れを感じる」と受け止める声も見られた。
歴代のリハウスガールには宮沢をはじめ、坂井真紀、一色紗英、池脇千鶴、蒼井優、夏帆、川口春奈、山本舞香などがおり、三井のリハウスは若手女優の登竜門CMの草分けとして知られている。なお本作で娘役を演じた近藤華は2007年生まれの中学生。今年は日本マクドナルド『チキンマックナゲット』のCMに木村佳乃に恋愛相談をする娘として出演するなど、今後の活躍が楽しみな存在だ。
このほかランキング上位では、花王『クイックル』のCMも注目度の高いキャスティングで話題を集めている。今年5月に2歳(当時)でCDデビューした最年少童謡歌手“ののちゃん”(村方乃々佳)を起用したもので、主婦をはじめ女性層から圧倒的な支持を獲得。『クイックル Joan』で食卓を除菌する母親のそばで、ののちゃんが「♪愛してるよ 誰より」などと秦基博の『Joan』をかわいらしく口ずさむ姿を映し、多くの視聴者の心を捉えた。
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