米NBCの五輪開会式視聴者数は前回大会比36%減 コロナ禍だけが視聴者大幅減の犯人なのか
米NBCが放映した東京五輪の開会式の視聴者数は前回大会と比べ約36%減少した。視聴慣行の変化もあり、新型コロナウイルス禍の中で多くの視聴者を引き寄せる難しさが五輪の開始早々に示された。
23日の開会式の視聴者数は、NBCのデジタルプラットフォームでのストリーミング配信を含めて約1700万人。2016年のリオ大会は約2650万人だった。
東京五輪の開会式は、米東部時間23日午前7時(日本時間午後8時)に開始。NBCは午後7時半に米選手団に焦点を当てて式典のもようを再放送した。NBCのスポーツアプリと五輪特設サイト(NBCOlympics.com)でもプライムタイム版がストリーミング配信された。
NBCによると、24日には視聴者数がやや上向き、ケーブルテレビの朝の放送でリオ大会の開会式翌日と比べ24%増加した。
また、NBCのストリーミングサービス「ピーコック」の視聴者数は24日、土曜日としての過去最多を記録。これまでのところ、ストリーミングを通じた視聴時間は前回大会を21%上回っている。
原題:NBC Sees Decline in Viewership for Olympics Opening Ceremony(抜粋)
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著者:Gerry Smith
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