米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞の今年のノミネート作品が13日発表され、ワーナーメディアのHBOがノミネート数で最多となった。僅差の2位は動画配信サービスのネットフリックス。
米国テレビ芸術科学アカデミーの発表によると、ケーブルテレビ(CATV)局HBOネットワークと動画配信のHBOマックスは合わせて130のノミネートを獲得、ネットフリックスは129だった。ウォルト・ディズニーの動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」は71。
個別作品では、ディズニーの「マンダロリアン」とネットフリックスの「ザ・クラウン」がそれぞれ最多となる24ノミネートを獲得。ディズニー傘下マーベルの「ワンダヴィジョン」は23のノミネートを得た。
ストリーミングサービス会社のノミネートは合計で300
今回のノミネートは良質番組の制作ではストリーミングサービスが引き続き優位に立っている状況を反映している。ストリーミングサービス会社のノミネートは合計で300を超え、CATV局と地上波ネットワーク局の合計を上回った。
ABCや他のネットワークを加えると、ディズニーが合計で146のノミネートを獲得し1位となった。
テレビ芸術アカデミーによる最終投票は8月19日から始まり、9月19日に授賞式が行われる。授賞式はCBSが生中継する。
原題:HBO and Netflix Lead Emmy Nods as Streaming Dominates Field (1)(抜粋)
More stories like this are available on bloomberg.com
著者:Nick Turner
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら