米NY市のコロナ感染が数カ月ぶりに増加傾向に 勢いづくデルタ変異株、鈍化するワクチン接種
完全なワクチン接種を終えた人は人口の53%にとどまる
市保健当局トップのデーブ・チョクシ氏は12日の会見で、「デルタ株の広がりは、ワクチン未接種の人にとって恐らく最も危険な時期であることを意味する」と指摘した。
デブラシオ市長は6月までに500万人の住民に接種を受けさせる目標を掲げていたが、達成できなかった。7月半ば時点で完全な接種を終えた人は人口の53%に相当する440万人にとどまっている。1日当たりの接種回数も4月の10万回超から1万6000回程度に鈍化している。
スタテン島では陽性率の7日平均が8日時点で2.34%と、市全体の平均をかなり上回っている。同島ではブルックリンやブロンクスと同様に完全な接種を済ませた人の割合が人口の半分に満たない。
原題:NYC Covid Cases Rising as Delta Surges, Vaccinations Slow(抜粋)
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著者:Nic Querolo
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