テスラ株「PER650倍超」見方が二極化する将来 高いバリュエーション巡る強気と弱気の根拠

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中国ではすでにEV分野でのリード縮小始まる

アドバイザーズ・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネージャー、ジョアン・フィーニー氏は「テスラは長い間、高品質のEV市場で信頼できる唯一の企業だったが、変化が始まっているとみられる」と指摘。現在の株価評価はテスラが米乗用車販売最大手になることを前提にしており、「それは過大な期待と見受けられる」と語った。

テスラは2020年の世界乗用車販売が約50万台だった。これは米国の新車販売台数計1450万台と比べても小規模だ。テスラはEV市場でゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、フォルクスワーゲン(VW)など従来の自動車メーカーからの脅威にさらされている。一方、UBSグループのアナリスト、パトリック・フンメル氏によると、中国では既に他の新興企業に対するリードが縮小し始めた。

ブルームバーグ集計データによると、テスラの株価収益率(PER)は現在、650倍を超える。S&P500種株価指数は30倍。

原題:Tesla Stall Shows Analyst Rift on Stratospheric Valuation (1)(抜粋)

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著者:Esha Dey

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