もしかしたら、今回のエピソードを読んで、子どもが自分に懐かないのは、妻が自分のことをちゃんと褒めてないからじゃないか? 妻の努力不足じゃないか? そんなふうに感想を持った人がいたら、その人にお伝えしたいことがあります。
あなたは、普段、妻に直接、感謝や愛情を伝えていますか?
前回書いたように、纐纈さんは毎日、妻に「愛してる」「ありがとう」「幸せだ」を伝えて、「世界一の妻」と公言してはばからない人。だからこそ、妻の美帆さんも、努力せずに子どもたちに夫の話をポジティブに伝えられる。ママっ子にしない循環のスタートはここだと感じました。
仕事柄どうしてもパートナーに育児を任せることが多いのなら、「ありがとう」の言葉は必須。戦略的に育児を進める力のある美帆さんですら、産後に帯状疱疹を発病しました。それくらい家事育児と仕事との両立は簡単なことではないのです。
子どもがパパを好きになる作戦を実行するのもアリ!
だから、子どものママっ子ぶりがつらいママは、「戦略」と割り切って、子どもがパパを好きになる作戦を実行してみるのもアリだと思います。美帆さんいわく、「この作戦は、子どもが小さければ小さいほどうまくいく」だそうです。
というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒントは……
↓
パートナーの留守中も写真を見せたり、話をしたり……
子どもがパパ好きになる「戦略」を実行してみよう。
さて、今回は、妻サイドのいろんな作戦を紹介しました。でも纐纈家にはまだまだ「家族のつかれをとる秘訣」があります。次回は、夫婦共にやっている子育てのコツについて紹介します。
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