コロナ後へ始動「ニューヨーク」家賃急上昇の衝撃 7割の人がワクチン1回目終了、経済活動を再開

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筆者が1回目の接種を受けた時にはすでに多くの友人が2回目を受け終わっていたため、2回目の副作用の恐ろしさを聞いていました。ほとんどの友人が翌日悪寒、発熱にうなされていたので、接種翌日は一切予定を入れない方がいいと言われていました。

そして迎えた2回目。水を大量に飲んだ方がいいという友人のアドバイスもあり、前日から水分を多く飲み、接種。私は12時間後の翌日明け方に悪寒で目が覚め、キタ!っと思い、熱を測ったら38.5℃の発熱。体中が痛く、解熱鎮痛剤のTylenolを定期的に飲まないとその日は乗り切れませんでした。正直、結構辛かったです。

多くの人に聞き込みをしたところ、悪寒、発熱が最多で、頭痛、蕁麻疹、太陽アレルギーが出た人もいました。何事もなかったという人は一人にとどまりました。それでもワクチンを接種することで安心感を手に入れている人がほとんどと医師の方も言っていましたし、接種者の増加につれ、非接種者の感染リスクの増加や、非接種者がウイルスを拡散する危険も改めて指摘されています。

自治体はワクチン接種へあの手この手

まだまだワクチン接種に懐疑的な人々も多いため、ニューヨーク市では、非接種者に接種を促すために「接種をしたら7日間の地下鉄無料チケットプレゼント」「一等賞には約5億4000万円の抽選券を贈る」「無料ビールを配布」など、さまざまな手を使ってワクチン接種をさせようと自治体は躍起のようです。

最近は友人に会うと「ワクチン打った?」が挨拶がわりのようになっているので、非接種者の肩身が狭くなることも予想されます。ニューヨーク市ではいくつかの施設でワクチンパスポートと呼ばれるQRコードの“Excelsior Pass”を取得しないと入れないイベントも増えてきています。

野球やバスケットの試合観戦も“Excelsior Pass”を取得しないと入れない(写真:LEON編集部)

ヤンキースのゲームやNBAのバスケットボールの入場制限も「2度目のワクチン接種から14日経過した者」という規定があり、筆者は一度購入したNBAのゲームを逃すことになりました。このように、ワクチン接種者という証明がないと制限される行動も今後もっと増えていくのではないかと思います。

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