コロナ後へ始動「ニューヨーク」家賃急上昇の衝撃 7割の人がワクチン1回目終了、経済活動を再開

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ワクチン接種を完全に終えた人たちのことを“fully vaccinated”と呼んでいますが、これはファイザー社、モデルナ社の2回の接種、ジョンソン&ジョンソン社の1回の接種を終えてから14日経過した人たちのことを指しています。

この“fully vaccinated”の割合を見ても、政治でいわゆるコンサバ派の州はワクチンの接種率が低く、リベラル派の州の方が接種率が高いよう。ニューヨークタイムズ誌のレポートによると、“fully vaccinated”が50〜60%を超えている州はマサチューセッツ州、バーモント州、オレゴン州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ロードアイランド州などで、軒並みリベラルな州が揃っています。

一方、“fully vaccinated”が30%前後にとどまっているのはルイジアナ州、ミズーリ州、アーカンソー州、ミシシッピ州、アラバマ州など、コンサバ州。パンデミック中も「コロナは嘘だ! そんなものは存在しない!」などと言っていたような場所です。ワクチン接種ひとつ取っても社会構造や政治的背景が垣間見られるのだから国土の広いアメリカは面白いなと思います。

モデルナ社のワクチンを実際に接種してみた

アメリカで人気のワクチン接種会場「アメリカ自然史博物館」(写真:LEON編集部)

筆者も先日無事に2回目のワクチン接種を終え、晴れて“fully vaccinated”の仲間入りを果たしました。ワクチンは街中にある薬局ウォールグリーンや大型スーパーマーケットのウォールマートなどで予約を取って接種できますが、最近では予約もいらないと聞きます。マンハッタンでは映画などでも有名な「アメリカ自然史博物館」がワクチン接種の会場になっていて、一番人気の接種会場などと言われています。

筆者はスケジュールを見て接種会場を決め(味気ないウォールマートのスーパーでした)、予約をしてワクチン接種に向かいました。

会場ごとにどこの会社のものが受けられるのか分かれているのですが、筆者はモデルナ社のワクチンを接種。周囲の友人などを見てもほとんどの人がファイザー社かモデルナ社のものを選択していて、ジョンソン&ジョンソン社のものは安全性を懸念する人もいて不人気のようです。

第1回目の接種は無事に終了。ワクチンを受けた証拠となる“Record Card”をもらって、約1カ月後に次回の予約を取って帰宅しました。一回の接種で70〜80%ほど発症が抑制できるとのレポートもあり、2回目を受けない人々が約8%いるとも言われています! でも確証はありません。みんなきちんと2回受けましょう。

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