英企業人材補充に苦戦、景気回復の勢い削ぐ恐れ ロックダウン緩和で採用拡大もニーズ不一致
7月1日から一時帰休者賃金の政府による肩代わりを縮小
ジョンソン政権は7月1日から一時帰休者の賃金を政府が肩代わりする支援策を縮小する予定。支援を受けてきた企業は引き続き必要とする人員の選択を余儀なくされるため、失業者増加につながるとエコノミストらは指摘している。
アズーナの共同創業者アンドルー・ハンター氏は「人材不足が深刻でも、現在失業中の人々の多くは求人のニーズとマッチしていない。これは、多くの求人が満たされずに積み上がり、全体的な採用活動を膨らませることを意味する」と指摘。9月末に一時帰休者への政府支援が終了した時には一部の雇用主はスタッフを維持する余裕がなくなり、求職者がさらに急増するだろうと予想した。
原題:U.K. Staff Shortages Surge as Lockdown Loosening Spurs Hiring(抜粋)
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著者:Marc Daniel Davies
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