実はシンプル!手品師に学ぶ「人を魅了する技術」 重要なのは「マジック以外」の部分での振る舞い
陽:僕、目を合わせるのが恥ずかしくて苦手なんですよね。
ひろむ:目を直接見なくても鼻や口元を見るだけでも大丈夫ですよ。あと、僕のオススメは“名前を呼んで挨拶する”ことです。「あなたに向けて挨拶しているよ」というサインになるからです。人は自分の名前を呼んでくれる人に好感を持ちやすいんです。
「○○さんおはよう!」と明るく挨拶されるのが、嫌な人はいないはずです。ちゃんと挨拶できれば、その後の会話もしやすくなります。
相手が喜びそうなことを伝える
陽:なるほど、まずは挨拶から頑張ってみます。さっき言っていた“気づいたことを伝える” ことと“頼みごとをする”っていうのは、どういったことですか?
ひろむ:まず“気づいたことを伝える”なのですが、これは相手が喜びそうな気になったことを伝えるという意味です。その先輩のことで何か、気づけそうなことはありますか。
陽:仕事の成績が良くて、身なりがいつも整っている男性です。
ひろむ:ほうほう、具体的にどのへんが整っているんですか。
陽:スーツもピシッとしていて、靴もピカピカで綺麗です。
ひろむ:じゃあ、身なりが綺麗なことについて、伝えてみたらどうですか。「いつも靴が綺麗だなって思っていたんですけど、靴磨きとかされているんですか」と具体的に相手が喜びそうなことを質問するのがオススメです。
陽:ほうほう。「いつも思っていた」っていいですね。前から気にかけていたという感じが伝わって。あと、さっき言っていた“頼みごとをする”とは、具体的にどういう意味ですか。
ひろむ:例えば、会社の先輩なら「○○さんってめちゃくちゃ仕事が早いですよね。どうやったら、そんなに仕事が早くできるようになったんですか。教えてください。」という感じで、教えてもらえるようにお願いするんです。こんな感じで頼みごとをされたら、うれしいはずです。
そして、当たり前なんですけど、つねに機嫌がよさそうにしてください。つねにニコニコ笑顔でいる必要はありませんが、話しかける時は笑顔スイッチをONにしましょう。そして、眉を少しあげて軽くほほえむくらいで機嫌がよさそうに見えます。
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