実はシンプル!手品師に学ぶ「人を魅了する技術」 重要なのは「マジック以外」の部分での振る舞い
陽:会社の先輩で仲良くしてみたい人がいて、マジックを見せたら仲良くなれないかな?なんて思うんですが、ひろむさんだったら、こういう時はどうしますか。
ひろむ:僕は、仲良くしたいなと思う人がいても、マジックを無理には使わないです。
陽:え? でも僕は、今もっとマジックを人に見せたい気持ちが高まっているんですが。
ひろむ:見せたい気持ちはわかりますが、それは危険信号です。もし僕がまだ親しくない人にマジックをやるとしたら、ちょっと打ち解けてきたなって思った時に一緒に休憩入ったタイミングや昼ごはんに行ったときにサラッと見せますね。
マジックの披露は打ち解け方を考えた後
陽:その打ち解け方に自信がないんですよ。話しかけたらウザがられるんじゃないかって思ってしまいます。
ひろむ:しかしですね、陽さん。今こそ、客観力です。今回の場合は、尊敬する先輩と打ち解けるために“何をするべきか”を、客観視して一緒に考えましょう。マジックを披露するのは、その後です。
さて、「どうすれば、あまり話したことがない先輩と打ち解けられるか」。これは、シンプルに陽さんが“自分から人に話しかけることができる人”になれば解決します。陽さんは、先輩や後輩が挨拶してくれたり話しかけてきたりするとイヤな気持ちになりますか。
陽:まさか!話しかけられたらうれしいですよ。
ひろむ:そう、人は基本的には話しかけられたい生き物です。だから、話しかける側の人間になれたら陽さんの悩みは、ほぼ解決します。ただし、話しかけてきてほしい人には条件があります。それは、清潔感です。
・ひげはちゃんと剃っているか、剃り残しはないか
・寝ぐせはついていないか
・口のにおいは大丈夫か
・服はヨレていないか、シミやシワはないか
・タバコはせめて匂い対策を
これらは清潔感を保つために必要なことなので、守ってくださいね。
陽:わかりました!意識してみます。じゃあ、具体的にはなんて話しかければいいですか?
ひろむ:僕が話しかける時は、
・気づいたことを伝える
・頼み事をしてみる
などを意識していますね。大事なのは“相手を見て挨拶をする”こと。これを守れば最低限は大丈夫です。
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