ビズリーチのようなダイレクトリクルーティングサービスもあるが、高額な費用がかかってしまう。それに比べて、LinkedInは有料のプレミアムプラン(Hiring)に加入すれば、個人アカウントでも十分採用活動を行うことができる。その費用は月額1万円程度で済む。多くの優秀な人材を、コストを掛けてでも定期的に採用したい場合は、費用はかさむが法人向けプランを利用することもできる。
ひろがるビジネスチャンス
「採用」に活用できることはわかったが、同様に「営業」でも活用することが可能なのがLinkedInだ。採用同様、細かいプロフィールがわかり、かつ実名登録がほとんどなので、「担当部署」や「役職」を検索し、営業ターゲットに直接アプローチすることができる。
ただ、いきなり直接的な提案をしてしまうと「押し売り営業」となってしまうため、日頃からLinkedIn上で情報発信をすることでつながりを増やし、「自然なアカウント」として認知してもらってから徐々に商材を提案していく手法が主流となっている。
海外では、LinkedInで社員研修を行ったり、Wantedly(ウォンテッドリー)のように社内文化を発信する媒体として活用されていると聞く。日本ではまだまだその機能の一部分しか使われていないのが、実態のようだ。
筆者も10年近くログインすらしていなかったアカウントを今年2月より運用再開し、現在は「つながり」(Twitterのフォロワー、Facebookの友達みたいなもの)を1500人まで伸ばすことができた。
また、最近、転職希望者の集客、インドのエンジニア教育企業との事業提携の話を進めることもできている。今後もビジネスマンを中心に活用が進んでいるLinkedInを、しばらくは注視していきたいと思う。
もしビジネスSNSを運用しようと思っている人、Twitterに疲れたビジネスマン、SNSを活用して転職活動や営業活動をやりたい人は、LinkedInのアカウントを作って、一度利用してみてはどうだろうか。
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