スバルは年間販売台数が約100万台と少ないこともあり、生産ラインは世界で5ラインのみ。そこでは同じラインで複数の車種を生産する「混流生産」と呼ばれる手法を取っている。混流生産では、部品不足などにより生産できない車種が1つでも出ると、同一ラインで製造するほかの車種も生産できなくなる。結果として多くの車種へと影響が広がった。
一方、スバルの今期の見立ては楽観的だ。
2022年3月期は生産台数をコロナ前とほぼ同水準の103万台に回復させ、売上高3.3兆円、営業利益2000億円と大幅な増収増益を目指す計画だ。決算会見で中村知美社長は「年度を通じて挽回生産を行う」と強調。だが、半導体の確保に向けたサプライヤーとの連携策などに関する具体的な説明は語られなかった。
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