メールで上司を安心させる、たった1文字の言葉 ちょっとした伝え方の工夫で「臨場感」が急上昇

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ここまで、悪者扱いしてきた「級」ですが、うまく味方につければ、恩恵を受けられる言葉でもあります。

「最大クラス」の表現として「級」を使う

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チラシやネット広告などで、「大きさ」を表現したい場合、「日本一」の大きさであることが確実であれば、「国内最大」と打ち出せるわけですが、裏取りをしたところ、もっと大きいものがあって、自分のところの商品が国内で2番目・3番目だったとします。

そんなときは諦めることなく「級」の字をつけてしまえばいいのです。「最大クラス」の集団に入ってさえいれば、1番でなくてもいいんです。

例えば、日本で3番目に大きい大仏も、「日本最大級=日本最大クラス」と表現するのはおかしなことではありませんよね。

「日本で3番目」よりも「日本最大級」という表現のほうがより大きく感じませんか? つまり、「級」をつければ、最大でなくても最大表現ができてしまうのです!

・最大のものは「級」を取って“唯一無二”であることをアピール
・最大ではないものは「級」をつけてより大きく見せる

大きさや長さ、短さ、軽さ、重さ、多さ、少なさなど、単位をPRしたい場面はたくさんあります。ぜひ、この法則を覚えておいてください。

本橋 亜土 番組制作会社スピンホイスト代表取締役

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もとはし あど / Ado Motohashi

大学卒業後、複数の制作会社でディレクターとして『王様のブランチ』(TBS)、『行列のできる法律相談所』『嵐にしやがれ』『しゃべくり007』(すべて日本テレビ)など、複数の人気情報・バラエティー番組を制作。プロデューサーを経て2017年に独立。テレビ業界の「伝え方の勝ちパターン」を体系化し、企業PR動画の制作業務を行っている。

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