都営三田線「8両化」、悲願実現への長い道のり 昔から計画あったが…ついに2022年度開始

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都営三田線に2022年度から導入される予定の「6500形」。初の8両編成だ(写真提供:東京都交通局)

2020年に全線開通20周年を迎えた都営地下鉄三田線。都心を南北に貫いて目黒―西高島平間26.5kmを結ぶ同線は、東急目黒線との相互直通によって横浜方面から東京都心へのアクセスルートとなっているほか、北側では板橋区内の郊外電車的な役割も担う。

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三田線の乗車人員は都営地下鉄4路線中最も少ないものの、1日平均約68万人(2019年度)を数える。混雑率は161%(同)で、大江戸線と並び4路線中1位タイ。混み合う要因の1つは、列車が都心部を走る路線としては短い6両編成であることだ。

その三田線に2022年度、待望の8両編成が登場する。相互直通する東急目黒線も、同年度上期から列車を順次8両化する計画。さらに同年度下期には目黒線につながる新路線の東急新横浜線・相鉄新横浜線が開業する予定で、大きな変化の時期が近づいている。

待望の8両編成は「四角い」新車

東京都交通局は2020年秋、三田線初となる8両編成の新型車両「6500形」を2022年度から投入予定と発表した。新型はまさに「四角四面」という言葉がぴったりくる角ばったデザインで、黒い前面をライトブルーのラインで縁取った顔はスマートフォンなどのデジタル機器を思わせる。車内は全車に車いすやベビーカーなどに対応したフリースペースを設けたほか、乗降がスムーズになるよう、ドア横のスペースを従来車より広い約30cmに広げている。

1本目の編成は、2020年11月に車両メーカーから同線に搬入されて試験中。2022年度から営業運転する予定の車両としてはかなり早い時期の搬入にも思えるが、都交通局によると車両基本性能などの確認試験や、ホームドアの8両化に伴う確認・調整試験などを行うためだという。

6500形は13本を導入し、既存の6300形車両を順次置き換えていく計画。新型車の導入で少なくとも13本が8両編成になるが、既存のほかの車両を8両化するかは「現時点では未定」(都交通局)だ。

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