「仕事が終わらないと言う人」に欠けている視点 人生をより充実させる「スケジューリング」の技
・17時~20時
17時を過ぎたら基本的に仕事はしません。仕事関係の通知アプリはすべて切って、プライベート時間にしています。映画を観たり、読書をしたり、友人と会うことも。英語の勉強など新しいことをインプットする時間にもなっています。人によっては家族と過ごす時間にしてもいいでしょう。
どんなに忙しくても、こうした時間がとれなかったら、何かがおかしくなっているサインです。楽しむための時間がとれなかったら何のために生きているのかわからなくなりますから、一番に確保すべき時間です。
・21時~22時半
夜のルーティンをする時間です。就寝時間がずれないようにしながら読書習慣や翌朝の準備もしながら、就寝の準備をします。
こうして1日の時間割を5つに分けている理由は、「今何の時間かを脳に自覚させる」ためです。すると、終わらなかったからといって、ダラダラ仕事を続ける自分にストップをかけることができます。
やりたいことを見つける「アーティスト・デート」
でも、こうして「プライベート時間」を確保しても、そこで何をしたらいいかわからない、という声もよく聞きます。そんなときに僕がおすすめするのが「アーティスト・デート」です。
世界中で400万部以上も読まれているジュリア・キャメロン氏が書いた名著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』では、やりたいことを見つけるために「アーティスト・デート」というものをすすめています。
雑貨店に行く、古い映画をひとりで見る、水族館やアートギャラリーに行くなど、すすめているのはほんの小さなこと。ごく身近で些細な自分の喜びを再発見するのです。
僕の場合は、昔の絵の具を引っ張り出して、思うままに紙に絵を描いてみました。おそらく時間にして20分くらいのことだったと思うのですが、とてもスッキリしました。うまくやろうとか、誰かに見せようということから離れて、「やってみたい」と思っている自分の気持ちと純粋につながりながら取り組むことが大切なのだと思います。
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