野副・元富士通社長が富士通に再反論会見、「口止め料」2億7000万円を捨ててでも求めるものとは【会見詳細】
(弁護士)そもそもファンドは反社会的勢力ではない。会社の調査資料もそんな証拠にはなっていない。
--富士通は、ニフティ売却を9月に確定した事実はないと言っているが。また7月からファンド代表者が関与しているというのは。秋草・間塚氏らとの信頼関係は薄かったのか。
秋草さんらとの信頼関係がなかったのか、あるいはいつから壊れたのか、委員会により知りたい。
ニフティの売却決定については、私とこの件のスタッフで決めていた。マイルストーンは決まっていた。富士通ほどの大会社では常に何件もの案件があり、全社ですべての情報を共有することはない。
一時、インサイダーからと思われる情報が流れていたので案件を凍結したが、7月に再開した。しかし、富士通側のファンドがついていたわけではない。
誤解がないように説明するが、私は部下にニフティの企業価値が上がる方法を考えるように指示した。具体的にどのファンドが関わるかなどすべてを把握しているわけではない。
--2月に秋草氏からどういわれたのか。
相手の企業はよろしくないと。担当者からはファンドは外れていると聞いていた。
■9月25日の録音を再生後、質疑応答再開■
--録音の途中が省かれていたが。
(弁護士)プライベートな内容で、問題の本質とは関係ない内容なので公表を控えた。もしここに重要な内容があるのであれば、富士通側が明らかにするだろう。