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ディズニーがビジネスの究極系とされる深い訳 GAFAだけじゃない「コングロマリット化」の威力

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  • 山本 康正 ベンチャー投資家、京都大学経営管理大学院客員教授
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オンラインコミュニケーションで必須のデバイス、イヤホンやスピーカー関連のビジネスも活気づくでしょう。イヤホンを装着していなくても、まるでしているかのように音声が届く、指向性の強いスピーカーなどです。

あるいはその逆、まるでその場にオンライン先の人たちがいるような臨場感漂う3Dサウンドを流すスピーカーなども、2025年には発売されているかもしれません。

AR、VR、MRを実現するヘッドセットやメガネにも注目しています。実際、マイクロソフトが開発したMRデバイスのホロレンズを装着すれば、目の前に人がいるような感覚で、コミュニケーションが行えます。ただホロレンズは現在数十万円もする高価なデバイスです。そのため安価なARやVR デバイスを活用したサービスが先にトレンドとなるのかどうか、そのあたりの動向も見ものです。

ディズニーの「動き」をジブリや任天堂でも?

VRに関しては、冒頭の未来予測小説で登場したフェイスブックのホライズンというサービスやマイクロソフトがマイクロソフトメッシュというサービスを発表したりと、サービスのクオリティも含め、各社ならびに技術・サービスの動向にも注目しています。

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映像業界でもう1つ注目しているのが、ディズニーのような動きを、ジブリや任天堂が行えるのではないか、ということです。日本のアニメーションやゲーム、とくにジブリや任天堂は世界に通じるコンテンツです。

それぞれのアニメやゲームが持つ唯一無二の世界観が実現できるコンテンツは、映像やゲームでなくとも、間違いなくユーザーから評価されるでしょう。逆の言い方をすれば、 映像だけで終わらせるのはもったいない。

「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は3月18日にユニバーサ ルスタジオジャパンを皮切りにフロリダ、ハリウッド、シンガポールにオープンする予定です。2022年に名古屋で開業予定の「ジブリパーク」の動向にも注目していますし、その後のトレンドの基点になるでしょう。

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