「持続化給付金詐欺に参加した」18歳少年の告白 テレビで報道されるまで詐欺とは思わなかった
・申請後2週間くらいで100万円が着金されたので、そのお金の手数料として70万円を、その日のうちに犯罪者に手渡しする。犯罪者(20歳前後の男性)は自宅近くまでお金を取りに来た。
・そのとき、「同じやり方で紹介をしたら1万円あげる」と言われ、友人の社員などにLINEをする。
・テレビのニュースで持続化給付金詐欺が報道されるようになり、怖くなって紹介をやめた。
詐欺だと気づいてもいなかったB君
どう思われましたか?
読んでわかるように、B君は持続化給付金のニュースが流れるまで、これが詐欺だとも気づいていませんでした。しかも、給付された100万円のうち、手数料として70万円も犯人に渡しています。手元には30万〝しか〞残らないことになりますが、B君からすれば「30万円〝も〞手に入った」と思ってしまったようです。
しかも、最終的には100万円を返金することになり、B君は大損をしたことになります。もし身近に、資格がないのに持続化給付金を不正受給している人がいたら、ぜひ、まずは100万円を返金して、警察に出頭するように助言してあげてください。
それは、その人の個人情報を知ってしまった犯罪者からこれ以上、狙われないようにするためです。警察に摘発されることを恐れて、犯罪の深みにどんどんはまり込み、犯罪を重ねてしまうよりも、わかった時点で自首することが、何よりも本人のためなのです。
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