東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「持続化給付金詐欺に参加した」18歳少年の告白 テレビで報道されるまで詐欺とは思わなかった

7分で読める
  • 佐々木 成三 元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課・警部補
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

・申請後2週間くらいで100万円が着金されたので、そのお金の手数料として70万円を、その日のうちに犯罪者に手渡しする。犯罪者(20歳前後の男性)は自宅近くまでお金を取りに来た。

・そのとき、「同じやり方で紹介をしたら1万円あげる」と言われ、友人の社員などにLINEをする。

・テレビのニュースで持続化給付金詐欺が報道されるようになり、怖くなって紹介をやめた。

詐欺だと気づいてもいなかったB君

どう思われましたか?

読んでわかるように、B君は持続化給付金のニュースが流れるまで、これが詐欺だとも気づいていませんでした。しかも、給付された100万円のうち、手数料として70万円も犯人に渡しています。手元には30万〝しか〞残らないことになりますが、B君からすれば「30万円〝も〞手に入った」と思ってしまったようです。

しかも、最終的には100万円を返金することになり、B君は大損をしたことになります。もし身近に、資格がないのに持続化給付金を不正受給している人がいたら、ぜひ、まずは100万円を返金して、警察に出頭するように助言してあげてください。

それは、その人の個人情報を知ってしまった犯罪者からこれ以上、狙われないようにするためです。警察に摘発されることを恐れて、犯罪の深みにどんどんはまり込み、犯罪を重ねてしまうよりも、わかった時点で自首することが、何よりも本人のためなのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象