「持続化給付金詐欺に参加した」18歳少年の告白 テレビで報道されるまで詐欺とは思わなかった

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・投資詐欺に遭った後も、お金がほしいという誘惑に負け、副業、資金調達などのワードで検索。「今から稼げる単発仕事あります」の言葉に誘われ、メールを送った。

・相手から、以降はテレグラムでやりとりをするというメッセージがきて、テレグラムを使ってやりとりをした(注:テレグラムとは、ロシアで開発されたインスタントメッセージシステム。一定の時間が経つと消えるため、犯罪に使われることがある)。

・相手から頼まれた仕事は、事前に承諾を得ているお客様からキャッシュカードを預かって、代わりに引き落としてあげる仕事。「担当にそのカードを渡す仕事だよ」と言われた。さらに「キャッシュカードを盗む人が多いので、保証になるものとして免許証と学生証を写真で送って」と言われ、免許証と学生証の写真を送った。

・「ほかに、仕事に何が必要ですか」と聞いたら、某コンビニのポイントカードなどを10枚そろえること、白い紙とネームプレートと封筒、メモ帳2つ、ハサミ、ノリを用意してほしいと言われた。

・「当日銀行員の名刺を用意します」と言われ、あらかじめ用意したものと写真を見せてくださいと頼まれ、封筒やメモなど用意したものを写真で撮影して相手に送った。また、服装はチノパンにポロシャツにしてほしいと言われ、その服装も写真で送った。

・都内のC駅に集合してほしいと言われ、「やりたい友達を紹介したら、何パーセントか取り分をあげるから」と言われ何か怪しい気持ちになり、インターネットで調べたら、これはキャッシュカード詐欺と気づいた。

・C駅に行かないと断ると、「もし逃げたら教師になることはできないよ」と脅された。そのあと、怖くなって、連絡が来てもずっと無視をした。

純粋な学生ほどだまされる

いかがでしょうか。だまされるほうが悪いと言うのは簡単です。でも大学生くらいになれば、高額なお金が必要になったり、お金持ちに憧れたりすることは決して珍しいことではありません。

また、だまされるほうも、犯罪を犯してまでお金を稼ごうと思っているわけでもありません。純粋な学生さんほど、「〝若い人を応援したい、困っている人にお金をあげたい〞と思う人が世の中にはたくさんいる」と思っていたりします。あなたのお子さんは、大丈夫ですか?

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