⾞載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」は、全車に標準装備。より安⼼・快適なカーライフが楽しめるというコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」が利用できる。通信モジュールを備えたことで、ナビゲーションシステムの「⾃動地図更新サービス」も可能となった。
そのほかにも、スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」や、⾞内でさまざまなアプリを利用できる「Hondaアプリセンター」、⾞内でデータ通信容量を購⼊することでインターネット接続を楽しめる「⾞内Wi-Fi」など、ホンダの量販⾞として初となる機能が多数搭載される。
安全運転⽀援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は、もちろん全車に標準装備。
フロントワイドビューカメラと⾼速画像処理チップが採⽤されたことで機能が進化・充実した。
たとえば、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、渋滞追従機能付きへと進化。衝突軽減ブレーキ(CMBS)や、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、⾞線維持⽀援システム(LKAS)などの各機能もアップデートされている。
このほか、後⽅誤発進抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームなど、3 つの機能を新たに追加。マルチビューカメラシステムやブラインドスポットインフォメーションも新たに採用された。
SUVナンバーワン奪還なるか?
今回のワールドプレミアでは、正確なボディサイズや価格などの詳細は公開されなかったが、「サイズは従来型とほぼ同等」とのことで、トヨタ「ヤリスクロス」やマツダ「CX-3」、日産「キックス」あたりがライバルとなる。
中でも1番の強敵となるのが、ヤリスクロスだろう。ヤリスクロスは、発売から1か月で3万9000台を超える受注を受けたと発表されている。
ただし、ボディサイズは初代ヴェゼルが全長4330mm×全幅1770mm×全高1605mmなのに対し、ヤリスクロスは全長4180 mm×全幅1765 mm×全高1590 mmと全体的に少し小ぶりだ。
新型ヴェゼルが先代と同等のサイズだとすれば、ヤリスクロスより一回り大きなボディは、ファミリー層などに訴えかけるアドバンテージとなるはず。
そうなると、この戦いのカギを握るのは、デザインとなるのかもしれない。「CX-ハリアー」と揶揄されているデザインの印象が、実車を見てどう変わるのか。4月の発売を待ちたい。
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