営業マンは社長になれるキャリアです--『トップ営業のフレームワーク』を書いた高城幸司氏に聞く

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 なぜなら、営業という仕事ほど、知的で頭を使うものはなく、ビジネスパーソンに必須の知識やスキルを万遍なく身につけられる仕事はほかにないからです。

営業で身につくスキルはどこでも活躍できるポータブルスキル、磨けば将来のキャリアの幅が広がり、なりたい自分になれる

例えば、マナー、コミュニケーションスキル、交渉力、企画力、ビジネス文書作成力、プレゼンテーション力、数字力、マーケティング力、分析力、問題解決力、戦略立案力、マネジメント力などなど…。

どうです? あなたがわざわざ書店で購入しているビジネス書のテーマと重なっていませんか?

仕事の合間を縫って一生懸命通っているセミナーで勉強しているテーマと同じではないでしょうか?

営業という仕事は、これらの勉強を現場で実践しながらできて、かつ、実験を繰り返し、検証できるという画期的な仕事なのです。

毎日、営業の仕事を通じて、考え抜く訓練を続けていれば、だんだん成果を継続的に出すことができるようになります。その結果、現場のことがよく分かる専門家として、周囲の人に高く評価されるようになります。

そんな逸材を会社は決して放っておきません。あなたを「営業兼マーケティング担当」「営業兼商品開発担当」「営業兼マネージャー」といったように、一人二役任せるようになるでしょう。

財務や経理部門など希望の部署に異動して、マネジメント職になれるのはもちろん、社長になることだって夢ではなくなるのです。

これは私自身が身を持って体験したことですし、知人のトップ営業マンも同様です。

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