また、気を付けたいのがペットの同伴だ。
そもそもペット同乗不可の場合もあるし、ペット可であってもルールが会社によって異なるので、ペット連れを計画している人はトラブル回避のためにも入念に確認を。
中にはペット連れ専門をうたっている会社もあるので、探してみるといいだろう。
荷物についても考えておく必要がある。キャンピングカーさえ借りれば寝泊まりできる、と思うかもしれないが、ベッドはあっても枕も掛布団もない。
自宅から寝具や寝袋を持参するか、会社によってはレンタルしている場合もある(焚火台などのキャンプ用品レンタルのある店もある)ので、キャンピングカー暮らしで何が必要になるか、細かくシミュレーションしてみることをお勧めする。
普通車と異なる「運転感覚」
初めてキャンピングカーに乗ってみようという人が最も気にする点が、運転だ。レンタル車両はほぼ100%、普通免許で運転できる車である。
とはいえ、元になっている車がトラックやバンなどの商用車だったりするので、乗用車とは運転感覚が違う。大きさにおっかなびっくりする必要はないが(ミラーやバックモニターをきちんと使って!)いつもにも増して、スピードは控えめに。どんな操作も慌てずゆっくり、安全運転を心掛けよう。
買うよりも数段気軽にキャンピングカーが楽しめるのがレンタカーだ。需要はどうしても週末や連休に集中するから、競争率は高い。出発・返却もレンタル店のスケジュールに合わせなければならないなど、不自由な点もある。
それでも、購入前にお試しするにはいい方法だと思う。一度で懲りたりしない限り、大きさやレイアウトなど、タイプの違う車を借り比べてみて、自分にあったタイプを探ってから購入を検討するのが、賢い手順のように思う。
最後にひとつだけ。本稿は緊急事態宣言下での遠出を推奨するものではない。気兼ねなく移動できる日に備えて、情報としてお納め願えれば幸いである。
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