世にも珍しい「世界最小のカメレオン」衝撃の姿

指よりも小さな「ナノヒメカメレオン」とは

小さく、褐色の体で枯れ木に同化しているため、研究チームは個体を発見するのに苦労したという。

ナノヒメカメレオンのメス(写真:Image courtesy of Frank Glaw、ニューズウィーク日本版)

オスの特徴

ナノヒメカメレオンのオスには、ヘビやトカゲなどの有鱗目のオスに特有の「半陰茎」と呼ばれる生殖器がみられた。半陰茎は、左右に一対あり、通常は体内に収納され、交尾の際、いずれか一方が反転して体外に突出する。

ナノヒメカメレオンのオスの生殖器の長さは2.5ミリで、頭胴長の18.5%を占めている。体のサイズに比して生殖器が大きい理由については解明されていないが、研究論文の責任著者であるブラウンシュヴァイク工科大学のミゲル・ヴァンス教授は「ナノヒメカメレオンのオスは、より体が大きいメスとの交尾を成功させるために、大きな生殖器を必要としたのではないか」と考察している。

松岡由希子(まつおか ゆきこ)/1973年生まれ。米国MBA(経営学修士号)取得。起業支援や経営戦略の立案など、経営のプロフェッショナルとして約10年にわたる実務経験を積んだのち、2008年、ジャーナリストに転身。欧米、アジアでの現地取材のもと、持続可能な社会づくりに向けた技術イノベーションや次世代ビジネスの動向を、グローバルな視点から追う。
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