商船三井の社長在任は今後6年が望ましい--芦田昭充社長

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商船三井の社長在任は今後6年が望ましい--芦田昭充社長

商船三井の芦田昭充社長は3月31日の中計発表の場で、「社長在任は6年をターゲットにしたほうがいい」と述べた。中計発表に同席した武藤光一専務(次期社長に内定)は驚いた表情で「初耳です」と応じた。

6月に社長退任し会長に就任する芦田社長はちょうど6年在任。この間、「MOL STEP」「MOL ADVANCE」という3カ年計画を2つ遂行。在任6年間で累計1兆0627億円の経常利益を計上。在任中に一度も赤字に陥ることはなかったが、業績好調とは裏腹に、就任4年を迎えるあたりから、海運業界は商船三井の次期社長をめぐる噂で持ちきりとなり、ことあるごとに次期社長に関する質問が増えたばかりではなく、芦田社長宅に「記者の夜討ち朝駆けが頻繁になった」(芦田社長)。

これは、定款上の取締役任期は1年だが、商船三井の「本当の社長任期は4年」という「業界常識」によるものだった。芦田社長以前では前任の鈴木邦雄氏が4年、前々任の生田正治氏が6年務めた。それ以前では5年が2期。さらにそれ以前では前身の旧大阪商船と旧三井船舶のたすきがけで4年ずつ社長を務めるというのが暗黙の了解だった。

芦田社長の口から思いがけず飛び出した「6年在任論」は、先週に社長交代会見を終えて、社長の重責という肩の荷が下りつつあることによる安堵感から漏れた本音だったのかも知れない。芦田社長は「もちろん何かあったら辞めざるを得ないが」と歯に衣着せぬ芦田節が健在であることを示す一方で、「武藤君ならちゃんと運営してくれると思う」と次期社長を立てることも忘れなかった。

(山田 雄一郎)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)    売 上  営業利益 経常利益  当期利益
連本2009.03  1,865,802 197,211 204,510 126,987
連本2010.03予 1,350,000 18,000 22,000 10,000
連本2011.03予 1,550,000 100,000 100,000 60,000
連中2009.09  624,562 -11,458 -10,011 -9,934
連中2010.09予 720,000 38,000 38,000 20,000
-----------------------------------------------------------
         1株益¥ 1株配¥
連本2009.03  106.1 31 
連本2010.03予 8.4 3 
連本2011.03予 50.1 3-10 
連中2009.09  -8.3 0 
連中2010.09予 16.7 0-3 
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