「この記事読んで!」が家族にほぼ無視される訳 なぜ読まない?と圧をかけるより大事なこと

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マンガに登場してくれたIさん宅の写真。拙著『つかれない家族』のときは、こんな風に物入れの上に本を置いて目立たせてくれてたそうです(写真提供:Iさん)

この話を読んだ方の中には、

「オススメの記事や本を読んでもらえないのは、普段のコミュニケーションが足りないからじゃない? 何かを勧める前に、相手の話をじっくり傾聴したほうがいい。その流れの中で本や記事を勧めたほうが効果的だよ」

という意見を持つ方もいるかもしれません。

それはもちろん正論でベストな方法です。ただ、実際には、バタバタの育児生活の中で「じっくり傾聴」する余裕はなかなか持てないもの。

だったら、自分の主張や好みに近くて自分が言うよりうまくまとめたものを読んでほしい……と思うのは当然の心情です。今回は、そんな人の参考になるかもしれない意見やアドバイスをまとめてみました。

相手が感想を言ってくるまでぐっとガマン

実は私も、夫に何かを勧めた後に「どうだった?」と感想を求めすぎる傾向がありました。でも、コミュニティーメンバーの意見を聞いてからは、相手から感想を言ってくるまでは質問しないように頑張っています(笑)。

というわけで、今回のヒントは……

パートナーが自分のすすめる本や記事を読んでくれなくてつかれた

・「圧」はかけすぎず、相手の「読まない自由」も尊重し、感想もこちらからは聞かない
・オススメするものは、相手が興味を持ちそうなタイプのものを選ぶ
この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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