日経平均は大幅続伸、当面は「さらに上昇」か 648円高で30年ぶりに終値で2万8000円を回復

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東京株式市場で日経平均は一日を通して堅調に推移、1990年8月以来の2万8000円を回復した。TOPIXも昨年来高値を更新した。 写真は東京証券取引所。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸した。オーバーナイトの米国株市場は、民主党が議会の主導権を握ったことで追加景気対策実現への期待が高まり、主要3指数がそろって終値での最高値を更新。米株高の流れを引き継ぎ、日経平均は一日を通して堅調に推移した。バブル崩壊後の高値を更新した後も勢いは止まらず、日経平均は1990年8月以来の2万8000円を回復し、高値引けとなった。TOPIXも昨年来高値を更新した。

TOPIXは3日続伸し1.57%高。2018年2月2日以来の高値水準となった。東証1部の売買代金は3兆1190億0600万円。東証33業種では、ゴム製品、パルプ・紙、非鉄金属などの30業種が値上がり。半面、空運業、海運業、不動産業の業種は値下がりした。

三菱UFJモルガンスタンレー証券のチーフ投資ストラテジスト、藤戸則弘氏は、1月20日のバイデン氏の就任式までラリーが続く可能性を指摘。「流動性相場にありがちな悪材料に反応しない相場になっており、長期金利の上昇や国内感染者数の激増なども、目先は勢いを止める材料にはならないだろう」とみている。

そのほか、「ウォール街が気にするのは、(バイデン政権下での)キャピタルゲイン課税強化、法人増税などだが、当面はコロナ対策に重点が置かれると想定し、マイナス面は将来的なものとみているなど、材料をいいとこ取りで消化するようになった。当面は上昇基調が続くことになるだろう」(SBI証券の投資調査部長、鈴木英之氏)との声も聞かれた。

個別では、東京エレクトロンが上場来初の4万円台に乗せ、前営業日比3.91%高の4万0680円で取引を終了した。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの好決算が連想買いを誘い、半導体関連株で物色が活発になった。

東証1部の騰落数は、値上がり1725銘柄に対し、値下がりが384銘柄、変わらずが77銘柄だった。

日経平均

終値      28139.03+648.90

寄り付き    27720.14

安値/高値   27667.75─28139.03

 

TOPIX

終値      1854.94 +28.64

寄り付き    1832.68

安値/高値   1829.05─1854.94

 

東証出来高(万株) 138916

東証売買代金(億円) 31190.06

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