ただ、タイミングが悪かった。博多―釜山、下関―釜山、対馬―釜山を合わせた日韓旅客定期航路全体の輸送実績は2018年度に過去最高を更新したものの、その足元では日韓関係の冷え込みが進行しており、2019年度の上半期(4〜9月)には前年同期比36%減とマイナスに転じた。JR九州は「欧米の団体客を中心に営業強化する」と強気の姿勢を崩さなかったが、そこへ新型コロナウイルスの感染拡大が拍車をかけた。
日韓関係の悪化に新型コロナのダブルパンチで就航時期が見通せない。JR九州は2019年度連結決算でクイーンビートルの建造費全額を減損損失として計上した。クイーンビートルは収益を生まない資産とみなされた。
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