「人が必要ないのに結婚」壇蜜、驚きの新婚生活 人気漫画家との摩訶不思議な夫婦関係

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樋口:よりフィッティングですか! ところで“着ぐるみ”で思い出したんですけど、うちの妻も、まだグラビアやってるんです。

:ええっ!

樋口:初めてお茶したときに、手ブラをやっている週プレ掲載号をもらったんですけど、出産後も15kg増えたままの体で『フライデー』のグラビアセミヌードに出たり。止めても無駄だし、やりたいことをやらせてあげようって思ってます。最近も、漫画家の倉田真由美さんと2人でやっているyoutubeの「みわたまチャンネル」に水着で出演してました。

:いいことじゃないですか〜!

樋口:その水着を買うのに僕も付き添いました。もっと胸の谷間を強調できるこっちのほうがいい! なんて僕も言っちゃたりして(笑)。

:そういうのがいい! はしたないと言って、渋い顔で止めるより何倍もいいじゃないですか! そうやってお互いの大事なものを守って尊重し合わないと、あっちゅう間に離婚です! 簡単に。

樋口:そうですよね。本当に。

:大事にしている優先順位がまず相手自身にあって、その次にそれぞれの仕事や趣味っていうのが理想ですよね。

樋口:すごいな〜。まだ結婚してから1年弱くらいなのに、結婚のなんたるかを悟っているじゃないですか。

「『壇蜜日記』に出てくるこの人は誰?」(樋口)

樋口:ところで僕、『壇蜜日記』(文藝春秋)のことで聞きたいことがあって。「2019年6月19日」の記述に出てくるこの人は誰なんだ? と。その部分を読みますね。

「彼はずっと音楽一筋である。その傍らで、演技や演出などをしているという。私が彼を初めて知ったのは、お昼のバラエティー番組だった。奇抜だが美しい容姿は衝撃的だった。今まで見てきたミュージシャンの中で誰とも違う。バンドを組んで音楽を操る姿は魔法使いのようにも見えた。その上、言動もエキセントリックでこの人をテレビで見ることはいいことなのかと言われたわけでもないのにドキドキした。背徳のタネを持つ人だった」(『壇蜜日記』P.95から抜粋)

:それはローリー寺西さんですよ。

「ローリーさんなんだ…」(写真:トヨダリョウ)

樋口:えっ! ローリーさんなんだ……。2019年って、清野さんとお付き合いしている頃ですよね。ローリーさんもいいなと思ったりしたんですか(笑)?

:マリリン・マンソンが嫌いじゃない私からすると、ジェネリック・マリリン・マンソン的な感じで、言葉が通じるし、いい!って思いますよ。お育ちもいいし。

樋口:ジェネリック・マリリン・マンソン(笑)! ローリーさんって、物事が悪くならないと不安になるそうなんです。

あるとき、六本木の高そうなお店に飲みに行って1時間10万円ぐらい取られるだろうと思いながら、2時間滞在したらお会計が19万だった。それで、「こんなんでよかったのかな」と思って自分のクルマにトボトボと歩いて戻ったら車上荒らしにあっていた。それを見てローリーさんは「よかった!」って思ったそうなんです。

:清野さんとまったく一緒ですね。

樋口:えっ! きた!!

:清野さんも、いいことばっかりだとキツいからって、大事なものを壊すんです。10年ぐらい大事にしているガンプラを床にたたきつけたり、やっと手に入れた師匠の貸本を破っちゃったり。

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