社運を懸けてテナントを支援
――岩村社長は2020年3月1日の社長就任までベトナム事業の責任者として海外に赴任していました。帰国後、まもなくコロナ第1波に見舞われたことになります。
2月27日までベトナムで仕事をして翌日に帰国した。現地での仕事納めはフック首相との面談。その後、みんなで打ち上げをして面白く終われたので、「ついているな」と思っていた。
ところが社長に就任すると、新型コロナの影響で挨拶にすら行けない。日本を4年間離れていたので各拠点を早く見に行きたかったが、国内外問わず、出張もダメ。その戸惑いは大きかった。前線を見ることができずにいろんなことを判断しなければならないというのがつらかった。
――4~5月に各地のモール施設を休業。それに伴い、賃料減免によるテナント支援に踏み切りました。
当時は先行きの見えない中で、テナント各社が一種のパニック状態にあった。そのため、「まずは落ち着いてください。そのうえで考えましょう」と、支援を通じて(メッセージを)発したかった。テナント各社には雇用も維持してほしかった。
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