しかし石原さんは、ここから大きく舵を切る。新型コロナの影響をもろに受けていた米国の航空会社やエネルギー関連会社の社債やETFなどに次々と投資。アフターコロナを見据えた先買いの値上がり益を狙うようになったのだ。さらに、ハイリターンではあるものの、物価上昇や通貨安が続きリスクも高いとされるトルコ債券も購入。いずれも「満足のいくリターンを得ている」と石原さんは胸を張る。
富裕層の資産運用についてアドバイスしている外資系金融機関のプライベートバンカーによれば、「新型コロナをきっかけに、運用姿勢を転換する富裕層が増えている」という。「これまでは長期の分散運用を基本としていたが、コロナ禍後の経済情勢の中で、資金を寝かせておくことは逆にリスクと考え、短期投資に切り替える富裕層の動きがみられる」(プライベートバンカー)というのだ。
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