生命保険のウラ側 後田亨著
1世帯当たりの平均年間保険料は生命保険だけで45万4000円(2009年度)と、「日本人の保険好き」は有名だそうだ。しかし保険のプロである著者はそのほとんどが「ムダ」だという。
特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけで、実際の医療保険は費用対効果がまったく割に合わないと指摘。保険に頼るポイントはたった一つ「貯金では対応しにくい金額」、要するに「大金」を調達できるという点だけ。
「貯蓄代わりに保険」はセールストークにすぎないと説く。
賢く生命保険を利用しようとするなら、無理に勉強してプロに近づくよりも、「掛け捨て定期」あるいは「わかる範囲で利用できる保険」を選ぶことだとアドバイスする。
朝日新書 819円
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