人気芸人「23歳年上彼女」と結婚を意識した瞬間 芸人みはるがMr. シャチホコに感じた才能

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植草:40代半ばで結婚を決意したのは、今後50年生きていくことを考えて、一緒に生きていく伴侶がほしいと思ったところもありますか。

みはる:いや、まったく年齢のことは頭になかったですね。とにかく支えようという気持ちのほうが強かった。「シャチホコさんを支えられるのは自分しかいない」と勝手に思って、その気持ちが通じたんだと思います。

向こうもたぶん「この人じゃないと自分は理解してもらえない」と思ったのかもしれません。もちろん、ただただ助けてあげたいというのではなく、努力している姿を見て、この人絶対世に出さなきゃ駄目だと思ったわけですが。

植草: プロデューサー的な目線ですね。

みはる:それもあると思うんですよね。こんなに頑張っていて努力していて、歌もうまいしネタもいいし、これを世に出さなかったら駄目だなという気持ちはありました。

本人の努力があったから売れた

植草:そこから本当にテレビで見ない日がないぐらい売れっ子になって、サクセスストーリーですよね。

みはる:本人の努力あってのことです。一時期「あげまん」だとか、「みはるさんがいろいろやってあげたから売れた」みたいに言われたけれども心外です。時間をかけたら、1人でも売れていたと思います。

植草:でも、結婚という目標のために1年という短期間にパワーがギュッと凝縮したんでしょうね。

みはる:そうですね。そのために本当に努力していました。

植草:そういう気持ちもすてきですよね。「私がしてやったんだ」ではない。

みはる:サポートはもちろんしましたけど、本人に何もなければサポートもできないですから。

植草:女性が上の年の差婚を見ていると、男性の成長がすごく早い印象があります。一方で、女性側は若い男性がずっと家にいるからいつまでもおきれい。お肌も生き生きしてね。

みはる:多少は影響があるんですかね(笑)。

植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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うえくさ みゆき / Miyuki Uekusa

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。結婚相談業のほか、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など、アラサー・アラフォー男女を「幸せな結婚」に導くために幅広く活動中。『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみさんとの共著、青春出版社)、『結婚の技術 (中央公論新社)、『モテ理論』(PHP文庫)など。

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