『バチェロレッテ・ジャパン』に出演するためには、基本的に、2カ月のスケジュールをまるまる空けなくてはならないそうです。これは、社会人男性にとって相当な負担と覚悟が必要なことでしょう。
しかも、番組を通しで見ているとわかるのですが、このオーディションの時点では、自分たちが争奪戦をくり広げる相手、バチェロレッテの福田萌子さんに関して、ほとんどの情報が与えられていなかったそう。
だから、出演を決める際、多くの男性は「番組出演によるメリット」と「2カ月の休職」を天秤にかけて、メリットを感じたからこそ出演をしたと思われます(もちろん、この時点で萌子さんに一目惚れして参加を決意したという可能性もあります)。
2カ月休職の費用対効果は?
そして、ちょっといやらしい言い方に聞こえたらゴメンナサイだけれど、実際に、この番組に出ることによって、知名度があがり、本業にもいい影響が出た男性が少なからずいると感じます。
とくに、最後のほうまで残ったメンバーに関しては、いまや売れっ子タレントも真っ青の取材&出演オファーが相次いでいるようです。
例えば、もともと歌手として芸能活動をしてた當間ローズさん。彼は、番組内で萌子さんに捧げる歌を披露していましたが、その後、今月11日に新曲「Falling for you」をリリースして、話題になっています。
ライバルだった黄皓(こう・こう)さんが、ローズさんのピアノ演奏で熱唱する動画も公開され、『バチェロレッテ』ファンを喜ばせていました。
その黄皓さんは、三菱商事→親御さんの会社を継いだのち→フィットネス会社を立ち上げている実業家。
番組終了後、黄皓さんがプロデュースしている「フィットネスつきマンション」が、再び注目を集めています。これは、おそらく萌子さんが番組内で職場訪問していた際に進行していたプロジェクト。もし、コロナの影響がなく、当初のスケジュールどおり春から夏にかけて配信されていれば、ちょうど最終回直後くらいにリリースされていたはずの物件でしょう。
この原稿を書いているちょうど11月18日にも、新会社の設立が発表されました。
黄皓さんの名前だけではなく、フィットネス事業や不動産業とのコラボを行う黄皓さんの会社も、急激に認知度をあげていると思われます。
そして、杉ちゃんこと、杉田陽平さん。
「この反響も、いつまで続くのか、一時的なモノだとはわかっていても、今は、日に日に数が増えて、多くなっていき、問い合わせの数が予想を越え読み切れない状態が続いています」(杉田陽平official blogより)と、アメブロに近況をアップした杉ちゃん。出演者の中でも、最も環境が変わった人ではないでしょうか。
もともとアーティストとして知られた存在であった杉ちゃんですが、『バチェロレッテ』の出演によって、よりファン層を拡大しています。
先日は、杉ちゃんに届いた山ほどの誕生日プレゼントを開封するYouTube動画がアップされ、なんだか複雑な思いになったのは私だけでしょうか。
そのYouTubeも7日間で3万人に登録されていたりします。
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