「やる気をなくさせる上司」を遠ざける3手順 人間関係のストレスを減らし成果を上げる方法
心配しているかもしれませんが、先ほどの有名企業みたいに『めちゃくちゃ気の利いたメッセージ』を作る必要はないです。
大事なことは、自分の強みを見つけて、それに基づいた行動をすること。好きなお客さんを引き寄せることが目的なので、キャッチコピーみたいになっている必要はありません。
そんなあなた独自のウリは、以下のたった3つの質問に答えるだけで、簡単に見つけることができます。
今回は回答例として、『ある顧客管理システムを販売する会社のウリ』について書いていくので、答え方の参考にしてみて下さい。
Q1.あなたのお客さんが抱えている悩みや課題は何ですか?
お客さんが抱える悩みや課題について、小さなことでもいいので思いつく限りたくさん書き出してみて下さい。
【お客さんが抱えている悩み】
・今使っているシステムの使い方がわからない
・パソコン操作が得意なスタッフがいない
・問い合わせしたいのに、電話がなかなかつながらない
・問い合わせしてから、返事が来るまで何日もかかる
・機能が多くても使いこなせない
Q2.あなたがお客さんに提供できる解決策や約束できることは何?
Q1で書き出したお客さんの悩みに対して、あなた自身だったり、提供するサービスで解決できることを書き出してみてください。
【あなたが提供できる解決策】
・コールセンターを強化しているので問い合わせの電話は3コール以内に出れる
・質問や問い合わせには、その日のうちにアクションする
・無駄な機能を省いてシンプルでわかりやすいシステムを提供できる
・パソコンが苦手な人でも直感的に操作できる
・アフターサポートに力を入れているので、使いこなせるようになる
Q3.1と2の答えを組み合わせて、あなたの魅力をわかりやすく表現する
ここまで来ると、お客さんの悩みに対してあなたができることが見えてきます。もちろんキャッチコピーとしてまとめるのもいいですが、意識して行動やコミュニケーションなどの振る舞いを変えるだけでも十分に効果があります。
【独自のウリ】
サポートは3倍、問い合わせは3コール以内の顧客管理システム
商品ではなく自分自身のウリを持つのもOKです。
【自分のウリ】
パソコンの設定が得意。
【ウリを活かした自己紹介例】
パソコン設定が得意な中尾です。 管理システム以外にも、パソコンでわからないことがあったら気軽に聞いて下さい!
強みを打ち出すほどお客さんの質がどんどん変わる
この方法で見つけたあなたのウリをもとに、自己紹介やコミュニケーションの仕方を変えてみて下さい。
自分自身の強みが言語化できることで、あなた自身がやるべきことに迷わなくなります。
その結果、好きなお客さんの役に立てる人になって、嫌なお客さんにはまったく魅力のない人になることができます(笑)。
もちろん、コレはお客さんに対してだけじゃなく、すべての人間関係にメチャクチャ有効なので、ぜひ試してみて下さい。
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