就活サイト「リクナビ離れ」だけではない異変 マイナビ1強だがスマホ就活進み新興勢力台頭

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ただ、2019年8月に発覚した内定辞退率データ提供だけが原因かというとそうではない。それ以前から「リクナビ」は「マイナビ」に追い上げられていた。衰退の原因は学生に飽きられているからではないかと思う。

というのは、新興の「ONE CAREER」、「就活会議」、「外資就活ドットコム」、「OfferBox」、「iroots」は、「リクナビ」や「マイナビ」と異なる個性を持っているからだ。

「ONE CAREER」、「就活会議」、「外資就活ドットコム」は、「リクナビ」や「マイナビ」を補完する口コミサイトとして誕生し、「OfferBox」や「iroots」は逆求人型サイトとして機能していた。ところが、この1、2年でこれらは補完サイトからメインサイトに成長してきている。

新興サイトが人気の理由

新興サイトが支持されるようになった理由はいくつかあると思う。1つは、「就職スケジュールの二分化」だ。実質的な就活はサマーインターンシップに始まるが、このエントリーには大手就活サイトが使われる。

ところが、就活にはもうひとつのヤマ場が3月にある。建前は採用広報の開始時期だが、企業セミナーからすぐに選考を始める企業が多い。この時期は口コミサイトが情報源として有用だ。

新興サイト興隆のもう1つの理由は、「スマホ就活」が定着していることだろう。口コミサイトはソーシャルメディアに似ていて、学生の経験談をリアルタイムで見ることができる。こういう情報収集にスマホは適している。

世代も関係しているかもしれない。現在の大学3年生や4年生は1990年代末に生まれ、「ジェネーレーションZ」と呼ばれる。Z世代の第1陣が大学を卒業し始めているわけだが、かれらの特徴として「デジタルネイティブ」が挙げられる。

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