元宝塚男役スター退団後に浮かんだかつての夢 七海ひろきさんに聞く俳優に続く次の段階
抜群のスマートさと高いセルフプロデュース力で、在団中からファンをときめかせ続けてくれている元星組男役人気スター・七海ひろきさん。「タカラヅカOG」という肩書きには収まりきれないほど、さまざまな場で活躍をされています(ちゃんと追っていないと見逃してしまうほど!)。
女性として初めて舞台『刀剣乱舞』シリーズに出演、マンガ『夢の雫、黄金の鳥籠』のテレビCMの登場などホットな話題が盛りだくさん。そんな七海さんの「今」をうかがいました。
舞台にとどまらず、さまざまな方向で躍進中!
――仙名彩世さんが、退団後にNHKのBS8Kのお仕事でご一緒させていただいたとおっしゃっていました。「現役時代は『タカラヅカスペシャル(年に一度、タカラヅカのスターたちが一堂に会する祭典)』くらいしかご一緒する機会がなかったのですが、楽屋で話しかけてくださったりしてうれしかった」と。今も精力的に活動されていて、とても尊敬していますとのことでした。
七海さん(以下、敬称略):私こそうれしいです。仙名さんは下級生のときからとても魅力的だったんです。自分の世界観を大切にしながらも、タカラヅカの娘役としてのスキルや姿を追求し続けている姿勢は、私は先に入った上級生ですが、とってもリスペクトしていました。花組の『オーシャンズ11』のときはまだ下級生だったと思うのですがついつい目がとまる存在で、楽屋で話したように思います。その後、北翔(海莉)さんが主演された『風の次郎吉』でダブルヒロインを演っていて、それがあまりにもすばらしく、「すごくよかったよ!」と伝えたんですよね。
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