コロナ太りの特効薬「やせエアロバイク」5秘訣 ギネス記録更新「レジェンド葛西紀明」が解説

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最後のコツは、「テレワークが増える今だからこそ、『朝エアロバイク』がおすすめ」ということです。

【5】コロナ禍だからこそ「朝エアロバイク」がおすすめ

「朝は忙しいから、なかなか走る時間がとれない」という人も多いと思いますが、テレワーク期間中は通勤する時間帯を「朝エアロバイク」や「朝ランニング」に充てることをおすすめします。

「朝エアロバイク」は、頭も体も研ぎ澄まされて「今日も1日頑張ろう!」というパワーが出てくるのと同時に、ストレス解消にもつながります。

また、エアロバイクがいいところは「テレビを見ながら」できること。朝のニュース番組を見ながら、軽く運動するのにぴったりです。

「朝エアロバイク」や「朝ランニング」には1日を楽しく過ごせる要素がたくさんあります。テレワークで朝に多少の余裕が持てるコロナ禍にこそ、おすすめです。「いい習慣」が身につくように、ぜひ一度、挑戦してみてください。

40代は「ストレスを感じない目標設定」が継続のカギ

運動が続けられない理由は、「長時間やらないといけない」「毎日続けなければいけない」というような「高すぎる目標」によることが多々あります。

そこで「ストレスを感じない目標」にすることで、40代になっても、無理なく十分に運動が続けられるようになるはずです。

「毎日やらなければいけない」という義務感を持つ必要はありません。「ストレスを感じない」からこそ、運動も「続けよう」という気持ちになるのではないでしょうか。

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ビジネスパーソンの方々に「ハードな運動」は必要ありませんが、日々、少しでも体を動かすことは「疲れない体」をつくることにも大きくつながると私は感じています。

コロナ禍で家にいる時間が増えているからこそ、また働き方に変化があったからこそ、「継続できる運動の習慣」を身につけるチャンスです。

最近では、低価格で購入することができるので、自宅にスペースがある方は、ぜひエアロバイクを取り入れてみてください。エアロバイクを上手に使えば、「飽きずに運動を続ける」ことができ、結果として「疲れない体」を手に入れることができる──私自身、自粛期間中に取り入れてみた経験から、そう確信しています。

葛西 紀明 スキージャンプ選手

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かさい のりあき / Noriaki Kasai

1972年6月6日、北海道下川町出身。株式会社土屋ホーム、スキー部選手兼任監督。2014年ソチ冬季オリンピック個人銀メダリスト。1992年のアルベールビル・オリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバー、ソチ、平昌と史上最多、計8回の冬季オリンピックに出場。スキージャンプ選手としては異例ともいえる20年以上のキャリアと、40歳を超えてなお一線級の成績をマークすることから「レジェンド」と称され、国内外から尊敬を集める。冬季オリンピック8大会連続最多出場記録、ワールドカップ最年長優勝記録、冬季オリンピックスキージャンプ最年長メダリストなど5つのギネス世界記録をもつほか、2014年の新語・流行語大賞では「レジェンド」がトップテン入りし広くファンを得る。

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