親は「子供の大学費用」をどれくらい出すべきか JKだって超知りたい!「人生に必要なお金」
第1回 JKだって超知りたい「大学はいくらかかるのか」
第2回 「大学費用1000万、20年返済」なら毎月いくらか
花実は、私立の中高一貫校に通い「生活科学クラブ」に所属している。部活は当番制でテーマを出してフリートークをするのが基本だが、時節柄話は大学の話になることが少なくない。
先日の「大学って、なぜ行くのか」という話は、本当にズシンと心に響いた。「自分の資産価値を高めるためにも、大学に行こう。人生は長い。これから楽しいことだってきっとたくさんある。大事なのは生き方だ」・・・。「マルチステージ」の人生を生きるために、「まずは大学に行かなくちゃ!」と改めて決心した。
利息とは「お金を借りるときのレンタル料」
でも、奨学金のことを調べたことで「いくらかかるか」がわかって、一瞬スッキリしたような気分になったのもつかの間、違うところに引っかかった。花実は、預金でお金は全くといっていいほど増えないのに、お金を借りると、返すときは基本、増えているし……。これって、なぜだろう。ちゃんと考えたことがなかったな・・・。
早速、調べてみよう。すると、お金を借りると、借りた金額のほかに「利息」を払わなければならないことがわかった。
利息とは、お金を借りる時のレンタル料みたいなものだ。しかも、利息は、信用の高い人には低く、信用のない人には高いらしい。なるほど。普通に考えれば、稼ぐ術のない学生は、信用度が低いということになるのだろうけど、奨学金はちょっと違う。花実のような、「未来ある若者」の将来の稼ぎ力を信用して、格安で貸してくれるってことか。さらに、「年利0.07%」というのは、かなり低いのだということもわかった。
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