「男性の結婚年齢ランキング」が示す婚期の現実 男性の"結婚適齢期"は統計的にいつなのか

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表1を見ると、20代男性だけで結婚の43%を占めています。ここで、「まあでも、6割はそれ以降だな。トレンドは30代か」と考えた読者には、もう一押し、気づいていただきたいデータがあります。初婚男性に絞ったデータです。

初婚男性限定のデータでも、やはり20代後半の結婚が最も多いのですが、その割合が37%と4割近くへと増加しています。結婚の5組に2組弱が20代後半男性の結婚が占める、ということになります。

20代男性で合算すると50%となり、19歳以下の結婚を足すと51%と過半数を超える結果です。一方で、40代男性の結婚は9%と、結婚男性の1割を切ります。

初婚を考えている40代男性の場合、相手の女性の年齢うんぬんよりも「自身が40代となってからの結婚は、結婚市場の発生確率的にはかなり少数派である(発生が難しい)」ということをまず理解する必要があります。

再婚男性だけに絞って見てみると…

その一方で、再婚者限定で同じデータを見ると、状況が一変します。

周囲で「40代でも全然いける、結婚しているよ」「30後半なんて余裕でしょ」「50代もまだまだ……」という声を聞くこともあるかもしれません。しかし、それは多分に再婚男性の結婚を指している、と統計的には考えられます。

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