米ゴールドマン、四半期利益は市場予想超える

トレーディング収入が93%増、FRBのおかげ?

米ゴールドマン・サックス・グループが15日発表した第2・四半期決算は、トレーディング収入が93%急増したことを追い風に利益が市場予想を大きく上回った。ニューヨーク証券取引所で2018年12月撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)

[15日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス・グループ<GS.N>が15日発表した第2・四半期決算は、トレーディング収入が93%急増したことを追い風に利益が市場予想を大きく上回った。

1株利益は6.26ドル。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は3.78ドルだった。

普通株主帰属の純利益は2%増の22億5000万ドル。

収入は41%増の133億ドルで、予想を超えた。

主要4部門中3部門が増収となった。株式、債券トレーディングは共に約10年ぶりの好成績となったほか、新規株式公開(IPO)市場の活況を背景に、投資銀行部門の収入も36%増加した。

貸倒引当金は16億ドルを積み増し。前四半期の9億3700万ドルから拡大した。さらに、マレーシア政府系ファンド「1MDB」の不正問題を巡る和解・訴訟に備えた引当金として9億4500万ドルを積み増した。

ROE(株主資本利益率)は11.1%、ROTE(有形株主資本利益率)は11.8%。引当金積み増しによって、ROEは4.5%ポイント押し下げられた。

競合のJPモルガン・チェース<JPM.N>やシティグループ<C.N>とは異なり、ゴールドマンはトレーディング事業への依存度が高く、消費者向け融資へのエクスポージャーが限定的なことから、コロナ禍による経済的影響は幾分軽度となる見通し。

決算を受け、ゴールドマンの株価は2.6%上昇した。

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