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ミネベアミツミ、「選択と集中」を拒否する事情 多品種・多国籍にこだわるユニーク経営哲学

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われわれの強みはコロナ禍でも赤字にならないことだ。例えば、ベアリングなどは自動車減産などで外部環境が厳しいが、他の製品でカバーできている。自動車だけ、航空機だけ、家電だけではなく、幅広い分野の製品群を持っている。外出が減ってもゲームが売れる。自動車が売れなくてもスマホが売れるというように、ある製品が悪くても他の製品がよくなる。

コロナ後の「新常態」とどのように向き合っていくべきなのか。「週刊東洋経済プラス」では、経営者やスペシャリストのインタビューを連載中です。(画像をクリックすると一覧ページにジャンプします)

市場では「選択と集中」がずっと叫ばれていて、私も社長になってからの11年間で何度も「なぜベアリングだけやらないのか」「いつまでモーターをやっているのか」などの批判を受けてきた。

そういうバランスをうまくとるようにまんべんなく製品をカバーするというリスクマネジメントを、私が社長になってから意識してやってきた。製品が多品種で、工場も社員も多国籍というところがわれわれのユニークさであり、こういうときでも赤字にならない足腰の強さにつながっている。今回のことで(これまでの経営戦略が)間違いないという確信をもった。

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