米マクドナルドの第1四半期は減益 米既存店売上高の減少響く

拡大
縮小
4月22日、米マクドナルドが発表した第1・四半期決算は、米国の既存店売上高が減少したことから、減益となった。写真は2013年4月、米カリフォルニア州で(2014年 ロイター/Mike Blake)

[22日 ロイター] - 米マクドナルドが22日発表した第1・四半期決算は、米国の既存店売上高が減少したことから、減益となった。

純利益は12億ドル(1株当たり1.21ドル)と、前年同期の12億7000万ドル(同1.26ドル)から減少。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた1株当たり利益の市場予想である1.24ドルを下回った。

米国の既存店売上高は1.7%減。コンセンサス・メトリックによると、アナリストは1.4%減を見込んでいた。来客数も減少した。

ただ、世界の既存店売上高は0.5%増となった。欧州で1.4%伸びたことが貢献した。アジア太平洋・中東アフリカ(APMEA)は0.8%増となった。

ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)は、4月の既存店売上高について、「やや増加」するとの見通しを示した。

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT