水商売は、恥ずべき職業か? 家庭環境の逆境をバネに、優しく育つ

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<ミセス・パンプキンからのコメント>

水商売は恥ずべき職業ではない

ローズゼラニウム様、“深刻な”ご家庭の事情をお話くださり、ありがとうございました。お母様の帰宅時間によって順番に着席させたあの先生には呆れ驚きました。教育的な目的との繋がりを、今からでも聞きに行きたい衝動と怒りでいっぱいです。無知で陰湿な人ですね。

この先生に代表されるように、お母様の職業に対する差別的な目にさらされて、随分いやな目に遭われたのですね。年齢的なこともあり、貴女にとって深刻な問題であったことは、十分にお察し申し上げます。

その上で申し上げますが、私は水商売を恥ずべき職業とは思っていませんので、深刻度の受け止め方が違います。水商売にもピンキリですが、まず人さまに後ろ指を指されるような恥ずかしい商売のやり方だと、客はついてきませんし、70代の今まで店を維持することはできないものです。

水商売で借金返済はとても立派

その一番の理由は、まず自力で借金を返済されたことです。幼い子がいるから働けないなどの理由で、借金を重ねてますます地獄に入る人もおれば、水商売の華やかな部分に溺れ、儲かっているのに経費倒れになったり、夫や子供を捨てる人もいます。商売をすれば、誰もが借金を返済できるわけではなく、余程の覚悟と才覚が必要です。

情で夫とつながり、幼子を頼める所へタライ回しの段取りをしながら、または一人残してお仕事にでかけるお母様の当時の心情や毅然とした生活力に、私は深い共感と尊敬の念さえ覚えました。貴女に対する愛情がなければ、頭を下げて預かってくれる人なんか探しませんし、お母様一人で家を出れば、ある意味もっと楽ができたはずです、貴女に愛情がなければですが。

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