日産、軽ベースのEV15年度以降投入へ 三菱自動車との共同開発を加速化

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4月18日、日産の西川CCOは、三菱自動車と共同開発している軽自動車ベースの電気自動車(EV)は2015年度以降に投入するとの方針を明らかに。写真は日産のロゴ。2012年12月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[横浜市 18日 ロイター] -日産自動車<7201.T>の西川廣人チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)は18日の説明会後、記者団に対し、三菱自動車<7211.T>と共同開発している軽自動車ベースの電気自動車(EV)は2015年度以降に投入するとの方針を明らかにした。

西川CCOは、軽ベースEVの投入時期について、当初計画より「どんどん早めているところ。前倒ししており、できるだけ早く作りたい」と述べたうえで、「15年度以降」になると語った。

日産自と三菱自は軽自動車の共同開発会社を11年に設立。13年には共同開発の軽をそれぞれのブランド名で第1弾、第2弾として2モデルを発売した。

西川CCOによると、日産ブランドとして投入した「デイズ」「デイズ ルークス」は非常に好評で、第3弾も「ガソリン車で考えている」という。

また、2モデルは三菱自の主力工場である水島製作所(岡山県倉敷市)で生産しているが、今後の共同開発車の生産拠点は、選択肢として「日産の自社工場を活用することもありうる」と述べた。

(白木真紀)

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