今こそ身に付けたい、財務3表「超入門」(前編)

なぜ3表なのかを知れば決算書が身近になる

危機を追い風に変え成長を続けられる企業かどうか、分析するときに欠かせない財務3表。今回から2回にわたり、財務3表を分析するツボをご紹介します(写真:CORA/PIXTA)
新型コロナウイルスは日本企業の業績に深刻な打撃を与えた。だが、なかには危機を追い風に変えて成長を続ける企業もある。その差はどこにあるのかを分析するとき欠かせないのが財務3表だ。なぜ表は3つなのか。3表それぞれの役割を理解することが財務3表攻略の早道になる。新刊『得する株をさがせ! 会社四季報公式ガイドブック』を上梓した会社四季報編集部が、財務3表を分析するツボを2回にわたって指南する。

出世が早く、周囲から「仕事ができる」と認められるビジネスパーソンには、共通点がある。「数字に強い」ことだ。

『得する株をさがせ! 会社四季報公式ガイドブック』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

とくに会計の知識があり、自社や競合他社、取引先の財務データを読みこなせれば、上司や後輩、取引先から厚い信頼を得られる。

だが、会計の知識を得ようと簿記のテキストを開いたところ、見慣れない専門用語が並び、挫折した経験を持つ人も多いだろう。とりわけ、伝票の帳簿への記載方法である仕訳を説明したテキストは、実務で役立つとは限らない。

ビジネスパーソンが知っておくべき会計の基本は、決算書を“ざっくり”読み解くことで十分身に付けられる。また株式投資をするにも、決算書の理解は必須である。

次ページまずは、会計の基本のキといえる「財務3表」を押さえよう
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