死者3万人超、ブラジル大統領「死は皆の宿命」 1日あたりの死亡者数1262人と過去最多に

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 6月2日、ブラジルで新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。保健省の2日夜の発表によると、過去24時間に死亡した人の数は1262人で、過去最多を更新した。写真は6月2日、ブラジリアで撮影(2020年 ロイター/Adriano Machado)

[リオデジャネイロ 2日 ロイター] - ブラジルで新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。保健省の2日夜の発表によると、過去24時間に死亡した人の数は1262人で、過去最多を更新した。

感染者は2万8936人増えた。

国内で感染が確認された人は累計55万5383人、死者は3万1199人に達した。

ボルソナロ大統領をはじめ一部の指導者は新型コロナのリスクを軽視する発言を続けており、ウイルスそのものよりも封鎖措置などによる経済的な悪影響の方が大きいと主張している。

大統領は2日、「すべての死を悼むが、死は皆の宿命だ」と述べた。

ほとんどの地域で新規感染者の増加が続いているにもかかわらず、これまで地元当局者がロックダウン(都市封鎖)を実施していた州や都市でもここ数日、制限が急速に緩和されている。

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