米JPモルガン第1四半期は、19%減益 トレーディング収入減、ダイモンCEOは楽観的
[11日 ロイター] -米JPモルガン・チェース
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの1株当たり利益の予想平均は1.40ドルだった。
純収入は8.5%減の229億9000万ドルと、アナリスト予想平均の245億3000万ドルを下回った。
JPモルガンの株価は時間外取引で3.3%安の55.50ドルとなった。
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は声明で、「われわれの経済への信頼感は増している。消費者や企業の財務状態は改善しており、住宅市場はほとんどの地域で最悪期を脱している」とし、楽観的な見方を示した。
第1・四半期の部門別では、フィクスト・インカム業務の収入は21%減の38億ドル、エクイティ関連業務の収入は3%減の13億ドルとなった。
リテール銀行業務の収入は10%減の104億6000万ドルだった。
3月末の総資産は2兆4800億ドルと、12月末の2兆4200億ドルから増加した。
レバレッジ比率は3月末に5.1%となった。
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